実務未経験エンジニアがエンジニアバイトをしてみて感じたこと

結論から述べると、自分が実務未経験の状態で「将来エンジニアとして働きたい」と考えているのであれば、エンジニアバイトを迷わずやるべきだと感じた。
昨年の夏から独学で始めたプログラミング学習は、今年の1月から2月にかけて非常に伸び悩み、実務経験を積まずにこのまま就活をしていいのか考えるようになった。
インターンという手もあったが、大学の都合上、長期インターンに参加することができないし、仕事を通じてスキルアップしていきたいと考えていたため、短期インターンもそんなに乗り気じゃなかった。
そこで、いろいろな求人サイトから手当たり次第申し込み、6社ぐらい落とされてから今の会社に拾ってもらった。
その会社は東京にある会社で、それなりに会社規模も大きく、自分がやりたかったVue.jsを用いて開発している。
初日からいきなり使ったことのない「bitbucket」や、個人開発しかしたことがなかったため、触れる機会がなかった「仕様書」を読んでアプリケーションのフレーム部分を作ることとなった。
Vue.jsでポートフォリオを作った経験はあるが、vue-cliやVuetifyを用いた開発は一度もしたことがなかったため、一から勉強し、作業した。
わからないことだらけだった。
でも、私の場合は環境に恵まれていた。特に、私の面倒を見てくれている担当の方は、親切にアドバイスをしてくれるし、質問にも丁寧に答えてくれる。
失敗もいくつかしてきた。チーム開発をしたことがなかったので、Gitのローカルやリモートの扱い方は理解していても、初めてコンフリクトを味わったりし、とても焦った。
でも、このような経験は、独学のままでは絶対に経験することができなかった失敗だし、とてもいい経験ができたと個人的には前向きに捉えている。
様々な困難や失敗を前向きに捉えることで、今後の成長に繋がっていくと思う。
もしも、自分が実務未経験でエンジニアとしての将来が不安なのであれば、是非とも学んだ知識やスキルを、インターンやバイトで磨き上げて欲しい。